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村遊び

村遊び
種類 無形民俗文化財
所在 西原町内 各地

村遊びは、旧暦の7月盆から8月15日(十五夜)にかけておこなわれ、村の神々に五穀豊穣を感謝し、豊年を祈願するためアシビナー(遊び庭)などで演じられる奉納舞踊である。稲の収穫を終えた旧暦の8月15日前後に催すところが多い。
その日は、長者の大主、ミルク加那志、獅子などの来訪神を招来し、村人たちによるムラアシビが華やかに奉納される。

演目は、人間生活の中で最も理想的な姿である福禄寿の徳を兼ね備えた長者の大主で始まり、続いて狂言、ヤナムン(悪霊)を獅子の力によって祓う獅子舞、常に若々しい生命力を観客に与える若衆踊や二才踊、勇壮な棒踊、女踊、明治以降に作られた劇の狂言、最後に英雄らの興亡をドラマ化させた組踊を演じて終わる。

ムラアシビを催しているのは、幸地、棚原、翁長、小那覇、我謝、小波津などである。また、幸地と棚原は酉年12年マール(周期)、小波津は7年マールでマールアシビを盛大に催している。

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